
記憶やにおいや音楽を 目の前に見る絶対零度の景色
一人の少女の姿や表情や想いが、観る者全てにとっての、それぞれの「girl」となるように
願わくは、そこに各々のメロディーやリズムやハーモニーが、立ち現れてきますように
そして、ひとりの「girl」の物語に、なりますように

女の子とリアルは疾走する 燃え尽きないまま
あまりに空が青く、全てが輝いて見える、そんな日には、なんとなく、そのまま死んでしまいたくなります
彼女は、疾走して 燃え尽きることなく疾走して死ぬことよりは生きることを、楽しく生きることを、ただ願うだけ

犬の哀しみ
太一は組織の下っ端構成員。うだつの上がらない毎日を送っている。そんな太一も恋をした。相手は店の女の子、マリだ。そんなある日、組織の壊滅に執念を燃やす刑事、後藤に捕まり、裏切りを持ちかけられるのだが…
結局最後まで自分では何一つ決断することができないまま、なんとなく不幸な感じになってしまう男の話です。しかしこの曖昧な物語も、どうしようもなく中途半端な主人公も、私は決して嫌いではありません。
チンピラ映画と青春映画がだらしなく雪崩れ接する地点を目指しました。

つばめよ、つばめ。飛ぶのに疲れてしまったら、いつでもここに帰っておいで。
とある雨降る街で…。ほんの些細な違和感から、またここを出て行こうとする人たちがいる。遠いところから何かを求めてここにやってきた人たちがいる。ここから始まったばかりの命がある。その命を守るために、ここで生きる決心をした人たちがいる。流浪し続ける宿命を、負わされた主人公達は、海を越え、異国の大都会からこの街へ、そしてまた…。
安定を求めながらも揺れる主人公たちの心情を、どこか心の奥底で感じてくれれば幸いです。どうか、見終わった後の皆さんに、ほんの一筋の希望と、穏やかな微笑みを残せますように…。

旅の記憶。 君の記憶。
彼のところを訪ねた理由はたくさんあった。三年前彼に必ず訪ねると約束していたし、今の自分自身の問題もあった。もうすぐ地元新潟での個展を控えていた彼に、制作風景や普段の生活を撮りに来てほしいと依頼されたのも理由の一つだったが、今はもうそんなことはどうでもよくなってきている。ここでいろいろな出会いを経験した。特に彼のアパートの大家の娘、秋菜のことと、そのオバア、彼の学校の教え子たちのことは忘れられそうにないような気がする。
旅を主題にした映像作品。